アレルギー性鼻炎のレーザー治療
概要
当院ではCO2レーザーによる下鼻甲介粘膜焼灼術を行っています。鼻粘膜の表面をレーザーで焼灼することで、アレルギー反応が起こりにくくなるとされており、粘膜のボリュームも縮小されるため、鼻の通りが改善されることが期待されます。特に鼻づまりには高い改善効果が期待でき、鼻がつまって仕事や勉強に集中できない方、睡眠中に鼻づまりで熟睡できない方、いびきが気になる方はぜひ一度ご相談ください。スポーツをされる方にもお勧めです。

治療方法
局所麻酔を行い、外来でレーザーを照射します。通常は日帰りでの治療が可能です。重症の方は一定の間隔で複数回の照射が必要となる場合があります。また、1回で効果を実感される方もいらっしゃいますが、再発することもあり、その際は再度の治療が必要です。
※初回診察時に鼻の内部を詳しく確認し、適応と判断された場合に後日予約をお取りいただきます。
※スギ花粉が原因と考えられる場合は、花粉が飛散していない6月~12月の治療開始を推奨しています。なお、時期や症状によっては治療を実施できない場合もありますので、必ず事前に医師へご相談ください。
治療が受けられない方
- 以下に該当する場合は、本治療の実施を見合わせることがあります。
- ✔ 鼻の内部がまだ狭いお子さま(小学生高学年程度からが目安です)
- ✔ 局所麻酔にアレルギーがある方
- ✔ 手術中に安静が保てない方
- ✔ 出血傾向など全身に重篤な合併症がある方
アレルギー全般については、コーポレートサイトでもご案内しています。